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コードギアスの二次創作サイト。 ルルーシュ(ゼロ)至上主義です。 管理人は闇月夜 零です。
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ゼロ(ルル)至上主義です。
騎士団多め。
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※「会話」の続きです。

「‥‥‥理解は不幸!無礼が大量!抹殺!滅殺!」
機械の目を怪しく光らせたメカオレンジは、藤堂と四聖剣に一歩近づく。
「するな、と言ったはずだぞ、ジェレミア卿。藤堂は軍事の責任者で、四聖剣はその補佐をしている。わたしにとっても必要だ。判るな?」
ゼロが止め、藤堂と四聖剣が必要だと説明しなおした。
「‥‥‥‥理解はシアワセ」
渋々、メカオレンジは頷いて、下がった。
「よし」
ゼロは、満足気にそれを見た後、C.C.に視線を転じた。

「C.C.。再度言っておく。あまりからかうな」
一段落着くと、ゼロはC.C.に向かって改めて注意した。
「何故だ?お前がからかいたいからか?先にからかい倒したから怒っているのか?」
しかしC.C.は悪びれることなく、言い切った。
「違う。わたしが迷惑すると言っている」
実際に迷惑を蒙ったゼロは簡潔ながらも譲らず切り替えした。
「ん?お前の所有物に手を出すなとでも?」
けれどC.C.にはやっぱり伝わらず、にやにやと笑って言い返すのみ。
「C.C.。冗談事じゃないんだよ?ホントに、ゼロが迷惑してるんだから、少し控えた方が良いと思うけど?」
朝比奈が、気の毒に思って口を挟んだ。
「そうそ。さっきまで耳鳴りと頭痛が酷かったらしくって、それで『耳鳴りを止めに行く』ってここに来たくらいなんだからなぁ?」
卜部も同意して補足する。
「‥‥‥ちょっと待て。なんだそれは。ガウェインにいたのだろう?‥‥‥まさかとは思うが」
「知らん。お前にわからない事が、わたしに判るわけがないだろう?だが、事実だ。だから控えろと言った」
珍しく焦るC.C.の言葉に、ゼロは首を振り、何が「だから」なのかは知らないが、説得を繋げた。
「‥‥‥そうだな、すまん。わかった。暫くは控えておく」
そして、暫く考えていたC.C.が折れた事に、藤堂と四聖剣は純粋に驚いた。
「のぉぉぉおお。理解不能!説明をイタダキマセ!」
そしてやはり理解しなかったらしいメカオレンジもまた、吼えた。
耳に痛いのはともかく、内容はその通りだと思ったので、口を挟まずゼロに視線を向けた。
「お前が言うな、ジェレミア卿。お前が言い争いなんぞしなければ、済む話だろうが、わかったか?オレンジ君‥‥あ。」
本当にポロリ、とゼロはその名前を口にしてしまった。
これまで、事有る毎に散々言ってきたのだから、条件反射になっていたのかもしれないが。
言った張本人であるゼロが固まったのは、流石に面と向かって言う気はなかったからだろう。
「‥‥‥のぉぉぉぉおおおおおお」
散々C.C.にからかわれていたせいか、メカオレンジがキレた。
「ぅわ。ちょッ、どーするんですか、これはッ!」
何処からともなく両手に剣を取り出したメカオレンジに、朝比奈が悲鳴を上げる。
藤堂は固まったゼロを庇って、半ば抱えるように後退する。
「藤堂。そいつを正気に戻して呼びかけさせろ。どうやらゼロの言葉しか聞き入れないようだ」
暴れるメカオレンジが同じ室内にいると言うのに、C.C.だけは変わらずソファに座ったままで、指示を出した。
ブルンブルンと振るわれる、二本の剣先から、四聖剣は藤堂とゼロを庇いつつ避けまくる。
藤堂は腕の中に収まるゼロを見ると、ゼロは再び仮面に手を置いて、というより両手で仮面越しに耳を押さえているようにも見えた。
ドゥン、ドゥンと銃声が二度鳴り、メカオレンジの動きが止まる。
「って千葉さんッ!?」
流石にそこまでは思っていなかった朝比奈は煙の上がる銃を構えた千葉を見た。
「‥‥。中てるつもりだったが、剣で弾かれた。‥‥とんでもない運動能力だな」
焦ると言うよりは呆れた口調で言いながら、千葉は額に汗を浮かべた。
「──ぃい加減にしろ、ジェレミア・ゴットバルトッ!!」
動きが止まったメカオレンジはついでに言い争いも一時的に止まり、その隙を突いたゼロが怒りの声を張り上げた。
再び剣を振り回そうとしていたメカオレンジはピタリ、と止まった。
姿勢はそのままに、ガランガランと手から離れた剣が落ちる。
朝比奈と卜部がそろそろと近づき、落ちた剣を拾って素早く下がる。
「てか、よくこんな重い剣、片手で振り回していられるよな」
卜部が感心しながら言う。
「あ。弾が喰い込んでる。‥‥ホントに剣で受け止めたんだ‥‥。凄いな」
朝比奈もまた、銃弾を剣で受け止めた事に驚きを表してた。

バタバタバタバタバタ
廊下を物凄い勢いで駆けて来る足音が急速に近づいてきた。
バタンッ
扉が勢い良く開き、一人の少女が中に飛び込んで来た。
「ゼロッ!!ご無事ですか!?」
カレンは開口一番そう叫んだ。


ナナリーを生徒会メンバーと咲世子さんの元へ送り届けたカレンは、同じG1の廊下の角で奥の様子を見ている玉城の背中を見た。
「‥‥何してるの?玉城」
ビクッ!!と大袈裟に肩を震わせた玉城は、ガバッと振り返った。
「‥‥ッなんでぇ、カレンか。脅かすなよ」
「勝手に驚いてるの、あんたじゃないの、玉城。で?何してるの?」
「ゼロが藤堂と四聖剣連れて禁句野郎のところに行ったんだけどよ、C.C.が平然と禁句を口にしてるから、避難してきたんだよ」
玉城が説明するのを聞いた途端、カレンは駆け出した。
「あんの、ピザ女~~!!」
と言う、カレンの声だけが、玉城に残された。



───────────
作成 2008.03.18 
アップ 2008.06.14 


───────────
暴走 とうとう暴走するメカオレンジ。室内メンバー変わらず。+カレン。

あれ?なんかヤバイ?
メカオレンジが暴走してます、ゼロピンチ。
てか善と悪とかきっと物凄い言い合いしてるんだろうな....書けないけど(汗

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