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(「災厄は突然に」設定/藤ル.ル)
おれを抱き込んでいた者、それはどう見ても「藤堂鏡志朗」だった。
そう、いつも鏡に映るそのままの、しかし驚きに目を見開いているところだけが違う自分。
おれが抱き心地が良いと抱きしめていた者、それは猫などではなく‥‥おれ自身!?
何故、目の前に呆然と見返してくる「ルルーシュ・ランペルージ」がいるんだ?
「「‥‥‥なら、おれは!?」」
期せずして同時に呟かれた言葉に、おれ達はかなり慌てるようにして鏡の前へと移動した。
「「‥‥‥‥どういうことだ!?」」
藤堂は「ルルーシュ」の姿で眉を顰め、ルルーシュは「藤堂」の姿で首を傾げていた。
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2008.06.10作成
2008.06.21-2008.06.29up
2008.07.17再録